2016年1月9日土曜日

DANCING! SINGING! EXCITING! (2016-01-04)

昨晩は池袋「京華閣」でIと飯を食っていた。途中から気分が悪くなっていた。Iの発言に気分を害したのではない。会話は愉快だった。はじめは満腹感だと思っていたがどうも違った。帰途では軽い吐き気を催していた。酒が悪かったのか、牛のペニスが悪かったのか、食い過ぎたのか、原因は分からない。10時半くらいに冷蔵庫から「これでフルーツ10種類ヨーグルト フルーツミックス」(最近は「濃密ギリシャヨーグルト」よりもこっちだ)と干し芋(1キロで1,800円)を取り出して、朝と昼を兼ねた食事とした。部屋で昼過ぎまでだらだらした。

中野駅から中野サンプラザに向かう途中のいつもの場所にアンオフィが店を出していた。メリクリxJuicexBox時の宮崎さんの写真1,000円を買った。会場内のグッズ売場は比較的すいていて、階段の6-7割くらいまでの列が出来ていた。ハロプロ全体のDVD MAGAZINE VOL. 47(YouTubeで宣伝動画を観たところ珍しく面白そうな企画だった。48はいつもの雰囲気なので買わない)4,700円、つばきファクトリーの新曲『気高く咲き誇れ!』800円、日替わり写真の宮崎さんと宮本さん各500円を買った。時間を見ると16時前だった。開場が16時半、開演が17時半。公演は2時間半あるので、終わるのは20時。今日は正月休みの最終日だ。明日は仕事で早起きしないといけない。終演後はなるべく早く帰って寝たいので、入場前に飯を食うことにした。近くの商店街をうろうろして「李苑」という韓国料理屋を見つけた。土日祝日限定で17時までランチをやっているという。店に入ると客は私だけだった。もち豚の三点盛りランチ(塩、たれ、みそからみそを選択)880円と焼酎500円くらいを頼んだ。焼酎は味も香りもなかったので、これ水じゃないか…? 店の人が間違えて水を入れた? もしくは水でも分からないだろうと思って騙そうとしているのか? と疑心暗鬼になったが、隣の水を飲んでいた。焼酎には味も香りもあった。この店は気に入ったのでまた来よう。

会場に戻ると「チケットゆずってください」と書かれた紙と「チケットゆずります」と書かれた紙を掲げた紳士がお互いすぐ近くで立っていた。彼らは話して条件が折り合わなかったのだろうか? こういう光景はよく見る。不思議である。今回のハロコンはいつものファミリー席と一般席という区切りだけではなく、一般席がSS席、S席、A席の三種類に分かれている。ファンクラブの先行受付では等級を指定して申し込む形だったのだが、SS席を5公演ぶん申し込んですべて外れた。SS席に応募が集中したらしく、SS席以外の席は二次受付が行われた。そこでS席に2公演ぶん申し込んで、両方とも当選した。今日は1F16列49番というどちらかと言うといい席で、もう片方(9日の夜公演)は1F22列というあまりよくない席だった。10日のチケットを娯楽道で買い足した。

私が席に到着するのと同時に一つ左の紳士が席に着いた。計ったように同じタイミングだ。ちらっと見ると嗣永桃子さんのTシャツをお召しになっていた。横顔にどうも見覚えがあった。もしかして…と思ったが、確信は持てなかった。しかし数分後に彼が自分の髪を束ねてももち結びを作り始めた瞬間、疑いの余地はなくなった。こんなことをする方はこの世界に一人しかいない。Twitterでfollowして何百個ものtweetをふぁぼらせていただいている、あの方だ。最近テレビで嗣永桃子さんに握手会で求婚する姿が放映された、あの方だ。まさか彼とコンサートで連番することになるとは! はぐれメタルとの遭遇どころではない僥倖に、震えた。頃合いを見計らって話しかけてみると、やはりご本人で間違いなかった。気さくに会話に応じてくださった。

・双眼鏡は8倍。落として買い換えて、3代目くらい
・双眼鏡は中野サンプラザの0列(最前列)でも使う
・双眼鏡はライブハウスでも使う
・年間200-300現場
・妻からは後ろの方でないかぎり双眼鏡を使うなと言われている。中野サンプラザであれば三分の二より後ろであれば使ってよいと個別握手会で言われた

彼の隣でハロコンを鑑賞できたのは光栄であった。彼は双眼鏡を多用しながらも、音楽にはちゃんと乗って、声も出す。共感できる鑑賞スタイルだった。ペンライトを持っていなかった。たしかに双眼鏡を多用しているとペンライトは邪魔になる。

周りを見ると、そこそこ空席があった。1Fの後ろ半分は15%くらい空席だったんじゃないかな。私の右も、一つ前もその右も空いていた。だから見やすかった。

「ショックだったこと」
工藤「新曲の初回盤Bのジャケットに映っている顔が劇団ひとりさんに似ていると言われた」
飯窪「頑張っている姿がキモいねとスタッフに言われた」
宮本「80年代アイドルが好きなのだが、その話をしてもメンバーの反応が薄い。紅白で松田聖子さんがトリで郷ひろみさんがトップバッターだったじゃないですか。二人ともトリだったらよかったのに!」
まことに振られて松田聖子のステップと歌唱を実演する宮本。
田村「70年代アイドルが好き。私もメンバーと話が通じない。小柳ルミ子さんとか」
まことに振られて誰かの歌唱を実演する田村。
岡井「昔の曲を聴くのが好きだっていう人?(上の二人に加えてこぶし和田が手を挙げるが気付かず)カラオケ行こう! みんなも昔の曲を聴いて欲しいですよ。90年代の曲とか。音楽をやる人間として」
まことに振られてボウイを実演する岡井。中央にあるスピーカー?に足を乗せる。普段はこんなところに足を乗せちゃいけないんですと言って謝る。
突如として娘。佐藤が「おかさん、90年代ってまー生まれてないですよ」と言うが「私も生まれてないよ」という岡井の一言で会話が終了した。しかし岡井千聖は1994年生まれである。

今回もハロコンの恒例となった通路へのいわゆる降臨があった。私のいた16列は通路を挟んで4列目だったので、メンバーたちが通路に来たときにギリギリ見える位置だった。近くに降臨した研修生の一人が目を引いた。後から名前を調べたら小野瑞歩さんという人だった。

コンサートは大きく分けると、
1.グループ毎に新曲を披露する
2.メンバーをシャッフル編成して古い曲を歌う
3.グループ毎に他のグループの曲を歌う
という構成だった。

・昔の曲で聞き覚えのないのがいくつかあった。田村芽実と宮本佳林が歌った『デコボコセブンティーン』(2005)とか。ダブルユーの曲らしい。自分もまだまだファンとして浅いな。
・℃-uteがモーニング娘。の『泣いちゃうかも』をやってくれたのは嬉しかった。なぜなら『泣いちゃうかも』は私が初めて買ったモーニング娘。のCDで、この曲を好きだからだ。ただ歌い出しをはじめとして重要な箇所を萩原舞が歌っていて、歌唱の水準としては当時のモーニング娘。には達していなかった。

・℃-uteの『アイアンハート』前奏で岡井千聖がアドリブで何かを言うのが通例になっているが、今日は「いま緑のペンライトを持っている人、運がいいですよ! 私が夢に出てきます!」だった。ちょうどそのときに私のペンライトは電池残量が少なくなってピンクが光らなくなって赤になっていたので、緑に切り替えた。『アイアンハート』は歌詞の中身はともかくとして、よく聴いてみると面白い韻の踏み方をしている。
テンポよくずむ呼吸は
たくましくpumping, pumping
一度きりぎりあるこのイフ
すべてはlearning, learning
の部分で太字にしたあ行の一文字だけを合わせて、そこを強調して歌うことでリズムを作っている。

・こぶしファクトリーの『桜ナイトフィーバー』を初めて聴いたがいまいち好きになれなかった。

・モーニング娘。'16の『ENDLESS SKY』は歌詞がいいなと思った。「誰もが自由でいいはずなのに 生きてくルールに縛られてる」という文字がスクリーンに映し出され、メロディに合わせて聴くと何かハッとするものがあった。改めて歌詞をじっくり味わいながら聴いてみたい。

・モーニング娘。'16に関しては4月に一度コンサートを観に行くので、そのときに誰を推すかの見極めという視点でも見ていたが、決定的な答えは見つからなかった。牧野真莉愛さんではないかという仮説には至った。

・今日の公演では、アンジュルムに一番の勢いを感じた。こぶしファクトリーの『念には念』カバーでは本家よりもこぶしがあった。ねんねんねんねん…のときの田村芽実の身体の反り方にはびっくりした。身体の柔らかさ。

・カントリー・ガールズでは小関さんが目を引いた。生で見るのは昨年8月(約半年前)以来だが文字通り成長してきれいになってきている。と言ってもまだ13歳(14歳)なのか…。

・つばきファクトリーは歌声がまだか弱いと感じた。こぶしファクトリーとはだいぶ差が付いている。これからどう追い上げるか。

ハロコンはいつものように最高だった。贅沢で、特別な空間だ。あと2公演、観に行くのでしっかりと堪能したい。

2016年の正月休みが終わった。あっという間に過ぎ去ったように感じたが、実際に起きている時間が普段よりも短かったのでそれも当然である。