2017年2月2日木曜日

キャメリア ファイッ! Vol. 5 (2017-01-29)

「もし○○さんから電話がかかってきたら、俺からの伝言で、死ねって言っといて」。これは私が1月27日(金)に職場を去る際に言い残した言葉です。私はいい歳をした大人ですし、会社員というのを通算10年以上やっています。仕事中に他人への攻撃的な態度がまったく表に出ないとまでは言いませんが、それが一定の線を超えないように自分で制御しているつもりです。プロフェッショナリズムと言ったら完全に言い過ぎなのですが、自分の年齢と立場をわきまえた言動を取っているつもりです。例えば仮に会社にクソ野郎がいて「死ね、デブ」と思っても実際に本人に向かって「死ね、デブ」とは言いません。例が極端でしたが、冒頭の「死ねって言っといて」も自分の中では一線を超えた発言でした。それを分かった上でも発せざるを得ないくらい、怒りに支配されていました。その後にいつもの焼鳥屋さんに寄ったのですが、メニューを手に持ったまま数分間、何も決められませんでした。頭が回らない。会社での出来事で脳みそをガンと殴られた感覚がありました。ジン・ライムをちびちび飲むと、ダメージを受けた脳が麻痺して楽になる感覚がありました。

一週間の労働の、最悪の締めくくりでした。金曜日の夕方までは順調だったのですが、最後の最後に精神をかき乱されて、土日を迎えました。週末に何かしらの処置をして精神を整えないといけないと思い、土曜日にはマッサージを受けました。背中の張りをほぐしてもらったことで、だいぶリラックスが出来ました。途中で少し寝てしまうほどでした。いつも背中がこるんですよ。昔はとにかく腰が痛くて困っていました。ひどいときには咳をするだけで腰に痛みが走るほどでした。10年くらい前に病院に行ったらヘルニアと診断されました。カラダ・ファクトリーというマッサージ屋さんに通いまくったら(一時期は週に一度行っていました)腰の慢性的な痛みが引いてきて、その代わりに背中がこるようになったんですよ。今は月に一度マッサージに行くくらいで一応は何とかなっています。腰痛持ちだった頃に比べれば、症状としてはだいぶ楽になりました。何かで読んだことがあるんですけど、背中の痛みって精神的なストレスと密接につながっているらしいんですね。普段から背中が痛みがちな上にそれを加速させる出来事が金曜日にあったので、自分をいたわってあげようと思ったんです。

1月29日(日)には、つばきファクトリーさんのFCイベントを観させてもらいました。3回公演で、仮にすべて当選したとしてさすがに同じイベントに3回つづけて入るのは常軌を逸していると私の中のリトル良識人がささやき、申し込むのは1回目と2回目だけにしておきました。はじめは。でも我慢しきれなくて期限の直前に3回目も申し込みました。結局、1回目と2回目が当選、3回目は落選でした。「キャメリア ファイッ!」というつばきファクトリーさんがメジャーデビューするまでの応援企画です。月に一度やっていましたが来月(2月22日)にはデビューが決まっているので今回のVol.5で最終回です。私が「キャメリア ファイッ!」を観させてもらうのは前回のVol.4が初めてでした。

私は昔、IBMのThinkPadを愛用していました。キーボードの叩き心地と、真ん中にあるマウス代わりの赤いポッチ(トラックポイントというらしい)が好きでした。ある日、キーボードに飲み物をこぼしてしまいました。ぷしゅう、という音を立てて画面が少しずつ暗くなり、二度とつかなくなりました。ドライヤーで乾かしてしばらく待てば何事もなかったかのように使えるのではないかという淡い期待はもろくも崩れました。それ以来、ラップトップのコンピュータは一度も買っていません。デスクトップであればキーボードを入れ替えれば済みます。わずか百数十円の飲み物をちょっとこぼしただけで10数万円のコンピュータが全壊する恐ろしさとはもう向き合いたくありませんでした。忘れはしません。そのときにこぼしたのが、Mt.Rainierのコーヒー飲料(正確には乳飲料)でした。

今回のイベント会場は、Mt.Rainier Hallでした。最初に会場の名前を聞いたときはあまり気に留めていませんでしたが、現地で会場のロゴを見て戦慄が走りました。私のThinkPadを壊したあのコーヒー飲料(正確には乳飲料)のプラスチック容器に印刷してあるあのロゴが、会場の入り口にでかでかと掲げてあったからです。私にとっては挑発行為と言ってよかった。親の敵のようなロゴです。10年ほど前のあの事件を思い出さざるを得ませんでした。Mt.Rainierには故郷の村を焼かれたようなものです。Mt.Rainierの村を焼き返すことも検討しましたが、その村がどこにあるのかも分からなかったので、もうMt.Rainierのことは許すことにしました。500円のドリンク・チケットで交換したMt.Rainierのコーヒー飲料(正確には乳飲料)は二口くらい飲んで、捨てました。

1回目が14時45分開場、15時15分開演。2回目が16時45分開場、17時15分開演。12時50分にグッズ列に並びました。会場は建物の6階でした。その時点で列の最後尾が3階と4階の間でしたので、2階半ぶん並んでいたということです。非常階段に並ばされたのですが、薄暗いため本も読めず、本当に無駄な時間でした。13時20分に後ろを見ると10人くらいしか増えていなかったので、私の並び始めたタイミングが中途半端だったのかもしれません。エスタシオンの指示で我々は二列に並ばされました。13時49分に強面のダンディーな紳士(現場でよく見る)がエスタシオンの係員を呼びつけて、右と左で進み方がぜんぜん違うじゃないかと叱りつけていました。最初はいらついていちゃもんを付けているのかと思いましたが、よくよく聞いてみると至極ごもっともなことを言っていました。左右の列でちゃんと進み方が均等になるように左、右、左、右と順番に売場の窓口に案内しろと言っていました。その紳士の言うことは正しそうでした。エスタシオンの怠慢です。ただ、その紳士も部下に指導しているのであれば格好がつきますが、10代の美少女9人組が出演するイベント現場のグッズ列で係員に言っているわけでして、その絵の間抜けさとの折り合いをご自身の中でどうやって付けているのかが気になりました。私の場合は、自分なんかが当選させてもらって、楽しませてもらっているだけでありがたいなんていう気持ちがどこかにありましてね、多少の問題があってもマジになって苦情を言う気が起きないんですよね。14時8分に購入が完了しました。コレクション生写真を6枚買って小野瑞歩さんが一枚も当たらなかった上に山岸理子さんの同じ写真が2枚ダブりました。交換している人に声をかけて、谷本安美さんの写真と引き替えに小野瑞歩さんを1枚を入手することには何とか成功しました。後で別の近くの紳士が「厳しい引きだなあ…6枚しか買っていないのに小野瑞歩セットが出た…」とイヤそうに言っていました。私は現場には基本的に一人で行きたいですし、あまり他の人と群れたくないのですが、コレクションものの交換だけに関しては、同士がいればなあと思います。

「いないとは思いますがさわやか五郎目当てで来た人がいたらごめんなさい」というつかみで笑いを取ったアラケンさんが、イベントの司会でした。この間、「キャメリア ファイッ!Vol.1」のDVDを観たんですけど、司会は鈴木啓太さんとアラケンさんの二人体制でした。つまりアラケンさんは「キャメリア ファイッ!」にははじめから関わっているんですね。正直そこまでメンバーを熟知している感じも見えませんでしたけど(何というか、どのグループやメンバーでも使い回せるような汎用的な突っ込み方が多かった)、ストレスは感じさせない司会が出来ていました。

つばきファクトリーさんの衣装は巫女さん風でした。白いロング・ソックス、膝上丈のスカート。前日の1月28日に新沼希空さんがブログの最後に何の説明もなく「P.S. 絶対領域」と書いていたんですけど、これのことを言っていたんでしょうね。ブリリアントです。衣装を考案した側も理解(わか)っている。いくら巫女さんをモチーフにしたと言っても本当にまんま巫女さんにして脚をぜんぶ隠してしまったらすべてが台無しなんです。巫女さん「風」でありながらあくまでもハロー!プロジェクトの衣装で押さえるべき最低限の要件は押さえている。私が1回目で観察した限りでは絶対領域の露出度トップ3は、岸本さん、新沼さん、小野さんでした。1回目で小片リサさんが説明したところによると、巫女モチーフの衣装には1月のFCイベントだから正月を意識したのと、つばきファクトリーが来月のメジャー・デビューに向けて目標を立てて進んでいく時期だからという意味合いが込められていたそうです。

今回のイベントの目玉は何と言っても、各メンバーによるメジャー・デビューに向けた決意表明でした。これだけを聞くために会場に足を運ぶ価値があったと言ってもいい。それくらいに重要だったと思います。1回目の決意表明は小野瑞歩さん、谷本安美さん、小片リサさんの順番でした。各自が原稿用紙に書いてきた文章を読み上げるという形式でした。
・小野瑞歩さん:人を笑顔にする仕事に就くのが、私の小学生の頃からの夢だった。先生からもっと具体的に考えてみてと言われたが、当時の私は何になればいいのかが分からなかった。モーニング娘。さんのようになりたいと思うようになった。アイドルは人を笑顔にする、夢と希望を与える仕事。これから向上心を持ってたくさんの人を笑顔にしていきたい。(概要)
先生から…くらいのところで感極まり、以降は涙を流しながら懸命に読んでいました。モーニング娘。の名を何度も出していました。私が小野さんの涙を目にするのは昨年末のサンシャイン噴水広場でのリリース・イベントに続き、二度目でした。こう言うと変かもしれませんが、いいものを見させてもらいました。最高のご褒美です。
・谷本安美さん:これからつばきファクトリーが活動していくにあたり、何かで話題になるのが重要。新人にしか穫れない賞を穫りたい。そのためにはスキルアップが必要。表情ひとつで魅了できるようになりたい。(概要)
最後に前の小野さんを意識してうえーんと泣き真似をする谷本さんに「何で!」と抗議して小野さんが口を尖らせていたのが面白かったです。
・小片リサさんの決意表明は、残念ながらあまり思い出せません。というのが読み始める前から小片さんが泣いてしまったので、それがとにかく印象的で。いきなり「もうやだー」と言ったときは谷本さんに続いて小野さんを冷やかしているのかと思いました。小片さんがこういう場面で泣くとは思いませんでした。どちらかというと冷静、冷徹という印象があったので、私にとっては意外な一面でした。

2回目は、小野田紗栞さん、岸本ゆめのさん、新沼希空さんの順番。
・小野田紗栞さん:老若男女を問わず自分のことを知ってもらいたい。そのためにはつばきファクトリーを多くの人に知ってもらう必要がある。自分のよさはまだ知ってもらえていない。どれだけ知ってもらえるかは自分のこれからの努力にかかっている。十分な努力をすれば目標に近づけるのは、私が研修生からつばきファクトリーに抜擢されたことで証明されている。(概要)
この子は自分が有名になるのが一番の目的で、グループでの活動はそのための手段という位置づけだというのが分かって、興味深かったです。私が見させてもらった6人では小野田さんの決意表明が最も力強く、ハキハキしていました。
・岸本ゆめのさん:私はイヤなことがあったときは音楽を聴くことで忘れる。私もイヤなことを忘れられるような歌を歌う。そのために一生懸命、努力する。(概要)
岸本さんは、こうしたいではなく、こうしますという断言口調が多いのが印象的でした。
・新沼希空さんは最後に決め台詞を噛んで言い直して、その後にアラケンさんの振りで観客も一緒にそれを言ったのは覚えているんですけど、肝心の決意表明の内容が思い出せない…。数日後にふとしたときに急に断片的に思い出すのかもしれない。と思ったら執筆を中断して、洗濯とシャワーを済ませたら急に思い出しました。全員がセンターで全員がエースのグループにしたいと言っていました。
こうやって思い返しても記憶が歯抜けなのが残念です。Twitterで誰かが、あの決意表明はYouTubeでも文字でもいいからもっと多くの人が見られるように公開してくれと言っているのを見ました。私もまったく同感です。特に3回目は入ることが出来なかったので、秋山眞緒さん、浅倉樹々さん、山岸理子さんの決意表明がどうだったのか知りたいです。でも仮に何らかの形で一般公開されたとしても、その場に居合わせる体験には及ばない。非言語的な部分というんですかね、話を詳しく覚えていなくても、同じ空間にいることで伝わってくるものがあったんです。そういう意味では1回目と2回目を会場で聞くことを許された数百分の一になれたのは本当に運がよかった。しかも最高なことに、小野瑞歩さんの決意表明と涙を近い位置から目と耳に焼き付けることが出来たんです。1回目はD列(前から4列目)で、2回目は一番後ろの列でした。

決意表明以外は、冒頭のフリー・トーク、2種類のゲーム、ミニ・コンサートでした。2回目のフリー・トークで何かある人?というアラケンさんの問いに小野瑞歩さんが真っ先に手を挙げました。曰く、ハロコンで地方に行かせてもらっているが、これまで私は関東以外はあまり行ったことがなかった。握手会などでその地方のことをファンの方が教えてくださって、それぞれの地方について詳しくなれてきているんじゃないかと思う。当然のようにアラケンさんから具体例を求められたのですが、そこで小野さんは困ってしまい、仙台は○○(聞き取れませんでした)がおいしい。他には?と聞かれ、牛タンがおいしい。北海道は…寒いという苦し紛れの回答をひねりだしました。私は笑いました。自分から話題を振っておきながら想定される問いへの答えを用意していないのが愛おしいです。後は小片リサさんがある先輩と映画を観に行く約束をしたと言っていました。誰かは言わない、実際に行ったら事後報告する、まだLINEの交換もしていないそうです。山岸理子さんはモーニング娘。の尾形はーちんとよく話すそうです。意外でしょ?と少し得意げに周りのメンバーに言っていました。秋山眞緒さんはアンジュルムの佐々木莉佳子さんに憧れているらしくて、佐々木さんだけを拡大して画像をスクショしているそうです。これは本人談ではなくメンバーの誰かが暴露したのですが、言わないって約束だったじゃん!と秋山さんは怒っていました。すると「本人にも言ったから」と追い討ちをかけられていました。

つばきファクトリーさんが力を合わせてゲームに取り組み、正解した数だけ、列単位で観客にステッカーを配りました。公演ごとに二つのゲームがありました。1回目はまずメンバー一人ずつが「つばきふぁくとりーめじゃーでびゅーおめでとう」のひらがなを使って単語を作る。いちど使ったひらがなは二度と使えない。順番を決めるときに小片リサさんが「頭の回転がよろしい人が後ろに行った方がいい」と言ってから「いちばん前は樹々ちゃんね」と浅倉樹々さんを遠回しにディスって笑いを取っていました。浅倉さんは膨れながらも反論せず先頭に立ちました。順番を巡ってはメンバー同士でキャーキャー言いながらすったもんだしていましたが、小片さんが最後尾になりました。頭いいキャラを自称したことがある小野さんが一番後ろにされそうになって、イヤだと必死に反抗して後ろから3番目くらいに落ち着いていました。いちばん前に指名された気分はどうだというアラケンさんの問いに浅倉さんは「自分がいちばん頭いいみたいなさ…」と小片さんに対して不満タラタラでした。小片さんは笑っていました。このゲームでは見事に全員が単語を作り9列分のステッカー贈呈が成立しました。1回目の次のゲームは、メンバー全員がゼッケンを付けて、アラケンさんが出す問いへの答えを、並んで数字で表すというものでした。計算問題とか。アラケンさんの判定が甘々で、半ば答えを言っているようなときもあって、その緩さがよかったです。こちらでは3問正解し、1回目の公演では合計で12列にステッカーが配られました。私のD列もその中に入っていました。メンバーたちが抽選箱から列の名前が書かれた紙を引いて読み上げるのですが、小野さんはE列を引いていました。

2回目の公演では、一つ目がジェスチャー・ゲーム。3人がお題のポーズをして、残りの6人が当てる。一つ目は「戦隊ヒーロー」。岸本ゆめのさん、小野瑞歩さん、浅倉樹々さん。後の6人が輪になって話し合って、「ヒーロー」と正解しました。小野さんのポーズがスペシウム光線のようだったから危なかったねとアラケンさんが言いましたが、小野さんはスペシウム光線を分かっていなさそうでした。二つ目は「お相撲さん」。谷本安美さん、小野田紗栞さん、新沼希空さん。谷本さんと小野田さんの時点で、回答者の6人は答えが分かっていました。最後の新沼さんは股割りの格好をしていました。最後のお題は「山岸理子」。お題が出ると会場は笑いに包まれました。秋山眞緒さん、小片リサさん、山岸理子さん。最後の山岸さんが何もせず立ち尽くしてアラケンさんが「そのまんまじゃん!」と突っ込んだのが大きなヒントとなり、正解しました。自分のポーズをするのはどうだったかとアラケンさんに聞かれた山岸さんは、いつもボーっとしてるので(そのポーズをした)…と言っていました。ゼッケンを使ったゲームでは計算問題の他に、清水佐紀さんの身長は何センチでしょう?というような問題が出ました(答えは153センチ)。ここでも1回目と同じようにアラケンさんがつばきファクトリーさんを助けまくっていて、答えを言ったり、正解が出るまで何度も答えさせたりいました。2回目の公演におけるゲームの正当数は計10問でした。ここでも私の列は当たりました。小野さんはJ列を引いていました。

ミニ・コンサートのセットリストは1回目が『うるわしのカメリア』、『大きな愛でもてなして』、『Just Try!』、2回目が『Just Try!』、『大きな愛でもてなして』、『初恋サンライズ』でした。私はセットリストを覚えるのが苦手ですが、さすがに3曲なら覚えられます。『大きな愛でもてなして』は℃-uteさんのコンサートで何度も聴いているので昔とった杵柄で、乗り方が私の身体に染み付いていました。観客全体がそんな感じでした。Oh yeah, oh yeahのところで手でOとYの形を作るところとかね。『初恋サンライズ』のいわゆるサンライズ・ジャンプのタイミングを完全に習得したのが、私がこのイベントで得た大きな収穫です。事前にYouTubeでビデオ・クリップを何度か観ていたのが功を奏しました。ステージにいるメンバーたちとサンライズ・ジャンプのタイミングがシンクロナイズしたときの爽快感が最高でした。ハロコンではこの曲のフックでひたすら飛び続けている人が一定数いましたが、サンライズ・ジャンプはそうじゃないんです。もっと洗練されていて難しいのです。つばきファクトリーさんのコアなファンの間では正しいサンライズ・ジャンプが徐々に浸透してきているのを実感しました。ただ、いつも現場に来られる人たちばかりがファンでははないですし、現場で見てやって覚えろというのはちょっと酷です。サンライズ・ジャンプのタイミングに関しては『ハロ!ステ』に教育用の動画を公開すべきなんじゃないですかね。それにしてもサンライズ・ジャンプは楽しかった! 2回目の公演では『初恋サンライズ』が終わると大きな歓声とポジティヴなヴァイブスで会場は満たされました。

1回目公演の最後にはつばきファクトリーさんから発表があるとのことでしたがメンバーたちは知らされていないようでした。「この方の登場です」とアラケンさんが言うと出てきたのはスタッフの人で、つばきファクトリーさんのメンバーたちは「なんだー」と脱力していました。12月29日の池袋のイベントでACミランのユニフォームを着ていた紳士でした。この日は日本代表のユニフォーム(背番号12)にジーンズでした。出てくると「前説のお兄さんです」と言ってから「皆さん、ガチ恋サンライズしてますか?」と観客に呼びかけていました。メンバーたちは笑っていました。メジャー・デビューのリリース週のイベント詳細がここで発表されました。メジャー・デビュー当日の2月22日は会場がディファ有明であることが明かされました。日本代表さん曰く、メジャー・デビューに相応しい会場を押さえろとマネージャーからプレッシャーを受けていた。池袋サンシャイン噴水広場は10月の段階で埋まっていたから昨年末にした。このイベントには普段ハロー!プロジェクトのコンサートに関わっているスタッフも動員する。弊社的には大変である。裏事情を交えながら説明する日本代表さんに拍手が起きました。小野瑞歩さんは、正直ディファ有明がどれだけ凄いのか分からないけど、その日をベストの状態で迎えられるようにしたいと言っていました。ディファ有明のキャパは1,128人だと日本代表さんが告げると小野田紗栞さんは口をあんぐりと開けていました。不安そうな顔をするメンバーもいました。

というような感じで週末を過ごしているうちに、1月27日(金)に私が労働で受けた苦しみはどうでもよくなっていました。月曜日には気の重い定例会議があるのでいつも少し憂鬱なのですが、1月30日(月)の朝に会社に向かう私の足取りは軽かったです。純真でひたむきで心を打つつばきファクトリーさんの決意表明、心底スカッとするサンライズ・ジャンプ、最後のお見送り会でしっかり目を合わせてくれた小野瑞歩さん。○○さんに死んでほしいとはこれを書いている今でも思っていますが、そんなことよりもつばきファクトリーさんの方が私には大事なんです。○○さんが死ぬことよりも、小野瑞歩さんがハロー!プロジェクトにいてくれることの方が嬉しいんです。労働のワックさに打ち勝つ楽しい記憶で私の脳みそを満たしてくれたつばきファクトリーさんに感謝しながら、会社に向かいました。